サンルームがある家のメリット・デメリットとは?おすすめの人も解説

2023.03.29
    No.14_サンルームのある家

    住宅を建築する際に、サンルームを設置しようか悩んでいる方も多いでしょう。サンルームは、陽の光が差し込むなか家族とくつろげる空間にもなりますし、洗濯物を干せる場所としても使えます。一度は憧れるサンルームですが、注意点を知っておかないと「こんなはずではなかった」と後悔してしまうかもしれません。

     

    そこで今回は、サンルームがある家のメリットと注意点についてお伝えします。これから注文住宅を建てる人は、メリットと注意点を理解したうえでサンルームの設置を検討しましょう。

     

    サンルームとは

    No.14_サンルームのある家

    サンルームは、壁や屋根をガラス張りにした部屋のことです。住宅ではリビングの延長としてサンルームを設けることが多く、自然光がたっぷりと入ったくつろぎ空間を作ることができます。

     

    サンルームによって家全体が明るい印象になりますし、ガーデニングや洗濯物干し場など、さまざまな用途に使えるのも魅力的なポイントです。

     

    庭に面したサンルームであれば、内と外をつなぐアウトドアリビングとしても楽しめますよ。

     

    サンルームがある家のメリット

    憧れのサンルームを家に設置すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。サンルームがある家のメリットは、以下の4つです。

     

    1.明るい開放的なお部屋が作れる
    2.天候に左右されずに洗濯物が干せる
    3.子どもやペットの遊び場として活用できる
    4.光熱費が節約できる

     

    ひとつずつ見ていきましょう。

     

    明るい開放的なお部屋が作れる

    1つ目は、明るく開放的なお部屋が作れる点です。たっぷりの日光が入った部屋で日なたぼっこをしながらお茶をしたり読書をしたりできるのは、サンルームならではのメリットといえます。

     

    また、開放感あふれる空間で、外の景色や星空を眺めながら食事も楽しめるのもポイントです。自宅で非日常的な時間が過ごせますよ。

     

    天候に左右されずに洗濯物が干せる

    2つ目のメリットは、サンルームを洗濯物を干す場所としても活用できる点です。天候に左右されないため、外出中や雨の日でも心置きなく洗濯物を干せます。

     

    また、花粉やPM2.5、黄砂や排ガスからも洋服をガードできるのもメリットです。日光が集まるサンルームなら、洗濯物が比較的乾きやすくなります。

     

    子どもやペットの遊び場として活用できる

    3つ目のメリットは、子どもやペットの遊び場になる点です。雨の日や遊ばせるスペースが限られている場合、子どもやペットの遊び場に困ってしまいますよね。サンルームは外とのつながりを感じる開放感ある部屋で、子どもやペットの遊び場としても活用できます

     

    天気を気にせず遊べますし、日なたぼっこをしたり昼寝をしたりできます。リビングの延長にあるサンルームなら、大人の目が届く範囲で遊ばせられて安心です。

     

    光熱費が節約できる

    4つ目のメリットは、光熱費が節約できる点です。サンルームは二重部屋のような役割があります。サンルームと隣接する部屋やリビングは、断熱性があがり暖房効率が高まるため、冬場の光熱費の節約につながるのです

     

    サンルームがある家の注意点

    No.14_サンルームのある家

    メリットの多いサンルームですが、注意するべき点も押さえておく必要があります。サンルームがある家の注意点は、以下の3つです。

     

    1.定期的なメンテナンスが必要になる
    2.防犯・プライバシー対策を必ず行う
    3.湿度を調整する機能を取り入れる必要がある

     

    注意点をひとつずつ確認し、サンルーム設置の参考にしましょう。

     

    定期的なメンテナンスが必要になる

    ひとつ目の注意点は、掃除やメンテナンスが大変なことです。全面ガラス張りのサンルームの場合は汚れが目立つため、定期的にメンテナンスをする必要があります。快適な空間を保つためには、高圧洗浄機を使うなどしてこまめに掃除をしなければなりません。

     

    ただし、天井もガラス張りの場合は自分で掃除をするのも一苦労です。難しい箇所はプロに依頼をして、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

     

    防犯・プライバシー対策を必ず行う

    2つ目の注意点は、防犯・プライバシー対策です。サンルームはガラス張りで開放感がある一方、隣家や道路が近い場合は防犯やプライバシー対策を行う必要があります

     

    防犯ガラスにしたり、防犯フィルムを貼ったりするなどの防犯対策を行いましょう。洗濯物を干す場合はタオルで目隠しをする、カーテンを取り付けるといった工夫をして、プライバシー対策を行ってください。

     

    湿度を調整する機能を取り入れる必要がある

    3つ目の注意点は、湿度調整です。サンルームは湿度が高まりやすく、とくに梅雨の時期は閉め切っているとカビが発生する場合があります。窓を開けておいたり、除湿機や換気扇を設置したりして湿度調整を行いましょう。

     

    また、湿度とともに温度管理が難しいのもサンルームの注意点です。とくに夏場は温度が高くなり、快適に過ごせずせっかくのサンルームが無駄なスペースになってしまいます。断熱性の高いガラスにしたり断熱シートを貼ったりして、室内温度をコントロールしてください。

     

    サンルームがある家がおすすめの人

    No.14_サンルームのある家

    サンルームがある家がおすすめなのは以下のような人です。

     

    ・開放感ある部屋でくつろぎたい
    ・子どもやペットのためのスペースを作りたい
    ・洗濯物を干すスペースが欲しい

     

    ガラス張りのサンルームは、明るく開放感ある空間が特徴です。休日にサンルームで朝食をとったり、陽の光を浴びながらゴロンと寝転がったりと、外にいるような開放感のなかプライベート時間を過ごせます

     

    サンルームはリラックス空間以外にも、子どもの遊び場としても活躍します。ちょっとした遊具を設置すれば、自然光が入る室内で安全に子どもを遊ばせることも可能です。新型コロナウイルスやインフルエンザの流行で室内にこもる日が続く場合でも、ストレスをためることなく遊ばせられます。

     

    また、サンルームは洗濯物を干すスペースとして最適です。梅雨どきは洗濯物を外に干しにくいですし、室内干しだと生乾きの臭いが気になってしまいます。サンルームなら急な雨や生乾き臭を気にせず、洗濯物を干すことができます。サンルームの近くに洗濯機や収納スペースがあれば、動線も無駄なく効率的に家事を行える点もメリットです。

     

    一方で、サンルームは掃除の手間がかかり、湿度・温度管理が難しいため「いつの間にかサンルームを使わなくなってしまった」という状況になる可能性があります。メンテナンス方法や換気システムについては、住宅メーカーと相談をしながらサンルームの注意点をカバーしていくとよいでしょう。

     

    まとめ

    サンルームは室内に光が差し込み、開放感あるリラックス空間を手に入れることができます。室内から外の気分を味わいつつ、景色を眺めながら食事や趣味の時間を楽しめるのはサンルームならではの特権です。

     

    サンルームを暮らしに取り入れる場合、デザインや機能性に悩んでしまいますよね。「作造」は、ライフスタイルや家族構成はもちろん、言葉にできないイメージも想像力とコミュニケーションで実現させる注文住宅メーカーです。憧れのサンルームを住宅に設置する際は、理想をカタチにする「作造」に相談してみてはいかがでしょうか。

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