デザイン住宅とは?デザイン住宅のメリット・デメリットから建てる際の注意点を解説

2023.08.02

    デザイン住宅について知りたいと悩んでいませんか?

    この記事では「デザイン住宅」について紹介していきます。

    結論、デザイン住宅とは、コンセプトに沿って設計されたデザイン性の高い住宅を指します。

    他にも「デザイン住宅のメリット・デメリット」や「デザイン住宅で取り入れたいポイント」についても解説します。

    ぜひこの記事を参考に、デザイン住宅について理解を深めてみてください。

    デザイン住宅とは?

    デザイン住宅とは?

    デザイン住宅は、コンセプトに沿って設計されたデザイン性の高い住宅を指します。

    注文住宅で、空間構成やテイスト、外観などすべての項目をオリジナルを追求できる特徴があります。

    他には無いオリジナリティーあふれるデザインを実現できるので、心地よさや暮らしやすさなどを重視して設計も可能です。

    デザイン住宅のメリット

    デザイン住宅のメリット

    デザイン住宅のメリットについては、主に以下が挙げられます。

      • 個性的で理想の住まいを建てられる
      • 土地に合わせて柔軟な設計ができる
      • ライフスタイルに合わせた設計が可能

    それぞれのメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    個性的で理想の住まいを建てられる

    デザイン住宅の最大のメリットとして、個性的で理想の住まいを建てられるメリットが挙げられます。

    シンプルモダンや北米スタイル、南米スタイルなどさまざまなバリエーションでの設計が可能です。

    ハウスメーカーなどではパッケージ化された商品が頻繁に使用されていますが、内装や間取り、設備など理想の住まいに合わせて建てられます。

    土地に合わせて柔軟な設計ができる

    土地に合わせて柔軟な設計ができる

    デザイン住宅は、変わった形の土地や狭い土地でも、土地の形状に合わせて柔軟な設計ができるメリットが挙げられます。

    土地の形状が悪い場合には、建売住宅では建物を量産する仕様や規格が優先になるので、デザインが悪かったり住みにくいと感じてしまったりする箇所が増えてしまうリスクがあります。

    一方、デザイン住宅であれば柔軟に設計ができるので、デザインにこだわったり、日当たりや通気性などを考慮したりした設計が可能です。

    ライフスタイルに合わせた設計が可能

    デザイン住宅では、見た目にこだわって設計ができるのはもちろん、一人ひとりのライフスタイルに合わせた設計が可能です。

    ライフスタイルに合わせた設備配置や生活動線などの居住性の高い家を建てられるメリットが挙げられます。

    小さいお子さんがいるのであれば、段差や滑りやすい箇所を少なくして、安全面を考慮したり、将来を見据えて、部屋に仕切りを追加できたりなどの設計ができます。

    デザイン住宅のデメリット

    デザイン住宅のデメリット

    デザイン住宅のデメリットについては、以下3つが挙げられます。

      • 家を建てるのに時間がかかる
      • 実用性が掛けてしまう可能性がある
      • 設計者によって出来栄えが異なる

    それぞれのデメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    家を建てるのに時間がかかる

    デザイン住宅は、壁紙や設備などを一つひとつ決めていくので、設計時間や部材注文などに時間がかかってしまうデメリットが挙げられます。

    デザインや間取りなどによって異なりますが、長いと15ヶ月以上かかってしまうケースもあります。

    なるべく早くデザイン住宅を建てたいと思っている方は、理想としている家のイメージを明確にして、こだわっているポイントをできるだけ詳細にして、スムーズに進めていけるようにしましょう。

    実用性がかけてしまう可能性がある

    実用性が掛けてしまう可能性がある

    デザイン住宅で、見た目を重視しすぎてしまうと、実用性がかけてしまう可能性があるので、あらかじめ注意が必要です。

    吹き抜けやガラス面積を増やしてしまうと、エアコンが効きにくくなったり、光熱費が高くなったり、生活動線が悪くなってしまう可能性があります。

    デザイン住宅を設計する際には、事前に設計者に相談して、生活を考慮した設計をしてもらうようにしましょう。

    また、デザインによっては、メンテナンス費用が高くなってしまうケースもあるので、将来にかかってしまう費用も視野に入れるのも重要です。

    設計者によって出来栄えが異なる

    デザイン住宅では、設計者によって出来栄えが異なってしまうデメリットが挙げられます。

    こだわりが強い設計者の場合だと、施主の要望をそのまま取り入れずに、設計者の好みが含まれてしまい、イメージ通りの設計ができないケースがあります。

    設計者を決める際には、感性や好みが合うかどうかを確認するのはもちろん、成功事例を確認して理想に近い形の家が設計できるのかどうかを確認しておきましょう。

    デザイン住宅で取り入れたいポイント

    デザイン住宅で取り入れたいポイント

    デザイン住宅で取り入れたいポイントについては、主に以下が挙げられます。

      • 形状とバランス
      • 窓にこだわる
      • 外構も含めたデザインにする
      • 統一感を持たせる
      • 照明設計を取り入れる
      • 吹き抜け設計で開放的に

    それぞれのポイントについて紹介していきますので、これからデザイン住宅を建てたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

    形状とバランス

    デザイン住宅を建てる上で重要なポイントになるのが、家の形状とバランスが挙げられます。

    基本的に、家の外観は、外壁や窓、屋根などの要素で構成されており、一つでもバランスが崩れてしまうと、見た目が悪くなりやすいです。

    外見は間取りに大きく左右されてしまうので、間取りから設計をして、外観を考えるようにしましょう。

    また、見た目以外にも形状とバランスの関係は、耐震強度にも大きな関係があるので、家を建てる前に構造計算でバランスを確認してもらうことをおすすめします。

    窓にこだわる

    窓にこだわる

    家を建てる際に、窓は外観と内観の見え方に大きく左右する要素なので、窓にこだわった設計が需要です。

    窓は、一般的には引き違い窓が設置されていますが、縦滑り窓やFIX窓などのさまざまな形状があるので、希望としている家のデザインに合った窓を選びましょう。

    外構も含めたデザインにする

    外構によって見た目の印象が大きく変わるので、デザイン住宅を設計する際には、外構も含めたデザインにするようにしましょう。

    一般的な注文住宅では、外構を別の業者で依頼するケースは多くありますが、デザイン住宅で外構を別業者に依頼してしまうと、コンセプトがズレてしまうリスクがあるので、外構も同じ設計者に依頼するようにしましょう。

    住宅だけにコストが高くなってしまい、外構にかける予算が無くならないように、適切なコスト配分ができるように設計を行いましょう。

    統一感を持たせる

    統一感を持たせる

    デザイン住宅を建てる際には、内観と外観に統一感を持たせるようにしましょう。

    内観と外観のデザインが違ってしまうと、統一感がなく、見た目に悪い影響を与えてしまいます。

    例として、夫婦で好みが違う場合に一部分だけコンセプトがズレてしまうケースもあるので、事前に全体のコンセプトを決めておくようにしましょう。

    寝室を違うテイストに変えたり、トレイの壁紙の色だけを変えるなどの部分的に限られたデザイン変更に抑えるようにしましょう。

    照明設計を取り入れる

    間取りやコンセプトなどによって異なりますが、照明は外観や内観をオシャレに見せたり、部屋を広く見せたりするなどのメリットがあるので、積極的に照明設計を取り入れるようにしましょう。

    照明の種類については、主に以下が挙げられます。

    照明の種類 特徴
    ペンダントライト 天井などからコードやチェーンなどで吊り下げるタイプの照明です。テーブルなどの限定的な範囲を照らせる目的があり、光源や明るさも多くの種類があります。
    ブラケットライト 壁に取り付けるタイプの照明器具を指し、商品ラインナップが幅広くあるので、インテリアに合わせやすいメリットも挙げられます。屋外にも設置可能。
    シーリングライト 天井に取り付けるタイプの照明器具を指し、部屋全体を照らす目的で使用されています。一般的な住宅にも多く利用されています。
    ダウンライト 天井に埋め込んで設置する小型照明を指します。空間をスッキリと見せたかったり、空間演出ができるメリットが挙げられます。
    スポットライト 空間の一部を強調したり、スタイリッシュな空間演出をしたい場合に使用されます。クリップで固定するタイプやスタンドタイプ、天井付けタイプなどさまざまな種類があります。
    スタンドライト デザイン性の高い商品が多く、消灯しているときでも、インテリアとしても活用できます。
    足元灯 足元を照らす照明で、フットライトとも呼ばれており、階段や廊下などに設置する照明器具です。段差が多い箇所などで安全の確保や、雰囲気の演出にも効果的に働きます。
    ポーチライト 玄関の周辺を照らす照明器具を指します。広い範囲に光を届けられるので、防犯面でも良い効果を与えられるメリットも挙げられます。
    シャンデリア 金属やガラスで装飾された照明器具を指します。シンプルなデザインのものからゴージャスなデザインなど幅広い商品が多くあります。

    上記のように、幅広い種類の照明器具があり、光の方向や照度、色などによっても、見え方が大きく変えることが可能です。

    吹き抜け設計で開放的に

    吹き抜け設計で開放的に

    吹き抜け設計を積極的に取り入れると、開放感を出せて、家全体を広く見せられるメリットが挙げられます。

    室内を明るくできるので、電気代の節約などの効果も期待できます。

    オシャレな雰囲気にしたい場合には、吹き抜けを採用すると、大きなインパクトを与えられます。

    しかし、吹き抜けは冷暖房が効きにくくなったり、電気代が高くなってしまったり、音やニオイが伝わりやすくなってしまうデメリットがあるので注意が必要です。

    デザイン住宅を建てる際の注意点

    デザイン住宅を建てる際の注意点

    デザイン住宅を建てる際の注意点については、主に以下が挙げられます。

      • 暮らしやすい間取りを考える
      • 具体的にイメージしておく
      • 依頼先を慎重に選ぶ

    それぞれの注意点について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

    暮らしやすい間取りを考える

    デザイン住宅を建てる際には、デザインばかり重視してしまう傾向がありますが、暮らしやすい間取りを考えるようにしましょう。

    デザインばかり重視してしまうと、実際に生活してみたときに暮らしづらくなる可能性があります。

    間取りを考える際には、生活動線を入念に調べるのはもちろん、どうしたら生活が便利になるのかを考えるようにしましょう。

    具体的にイメージしておく

    具体的にイメージしておく

    デザイン住宅を建てる際には、どんな家を建てたいのか具体的にイメージしておきましょう。

    具体的にイメージをしておくと、スムーズに打ち合わせを行うことができ、着工や建物完成までの期間を短くできます。

    家のデザインを決める際には、流行を抑えるのも重要ですが、飽きずに暮らせるデザインにしましょう。

    依頼先を慎重に選ぶ

    デザイン住宅は、依頼先によって完成度が異なるので、依頼先は慎重に選ぶようにしましょう。

    依頼先の選び方については、ホームページに載っている施工事例や口コミなどを見て、自分の理想としている家を建てられるかどうかの確認が必要です。

    また、適切な価格設定がされているかの確認や、アフターフォローが充実しているかどうかなどの確認もすることをおすすめします。

    デザイン住宅について理解を深めよう!

    デザイン住宅について理解を深めよう!

    今回は、デザイン住宅について知りたい方に向けて、デザイン住宅のメリット・デメリットから建てる際の注意点を紹介しました。

    デザイン住宅のメリットについては、主に以下が挙げられます。

      • 個性的で理想の住まいを建てられる
      • 土地に合わせて柔軟な設計ができる
      • ライフスタイルに合わせた設計が可能

    また、デザイン住宅のデメリットについて把握しておくと、デザイン住宅を建てた後に後悔してしまうリスクを減らせることにもつながります。

    今回の記事を参考に、デザイン住宅について理解を深めてみてください。

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